東京・代々木公園を会場にしたメーデー中央大会には、朝から多くの人々が詰めかけた。今春の労使交渉では大企業を中心に
賃上げの動きが広がったが、参加者からは「政府は中小企業にも目を向けて」との声が上がった。

 建設機械メーカーで働く馬野航太さん(29)は「アベノミクス効果が叫ばれているが、仕事が増えているのは大手だけ。我々中小企業
に恩恵が回ってくるまで、もう少し時間がかかる」と厳しい表情。「政府は大手ばかりに目を向けず、中小に手厚い対策を取ってほしい」
と訴えた。

 人材派遣会社に勤める男性(46)は大学生を筆頭に3人の子供を抱える。長女が今月専門学校に入学したことで、教育費は年間
数百万円に上るという。「住宅ローンも10年ほど残っており、負担を少しでも軽減するためにも、政府には景気浮揚に向けた政策を
求めたい」と切実に語った。

ソース(日本経済新聞) http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2601K_W4A420C1CC0000/


常識を疑え!!未来を変えた箱
常識を疑え!!未来を変えた箱