新たな職場で心機一転! そう考えて転職活動に励む人もいるかもしれない。しかしそこで気になるのが、
よくいわれる「採用企業が、応募者の経歴や前職の会社での様子を採用前に調査する」というウワサ。
それが本当なら、前職での評価や辞め方が転職にかかわってくるかも…。このようなことは実際に行われているのだろうか?

「昔は多かったものの、個人情報のモラルが高まった近年は、そのような『入社前調査』は減りました。
厚生労働省でも、採用選考での配慮すべき項目に『身元調査』を挙げています。それでも経歴をごまかす応募者がいることや、
厳密には法的に禁じられていないことから、今も一定数はありますね」(キャリアカウンセラー・中谷充宏さん)

入社前調査を行う場合、企業が専門機関に依頼することが多い様子。実際に「入社前調査」の専門機関は多数ある。
以前は内密な調査がほとんどだったが、近年は個人情報保護の観点から、応募者の同意を得て調査する形も増えているとのこと。
タイミングは、内定を出す直前が一般的なようだ。

「企業がよく調べるのは金銭面。たとえば金融機関のブラックリストに載っていないかといったところです。
また、『~としての実務経験○年以上』などの採用条件を本当に満たしているかも、企業が重点的に調べる項目。
この部分をごまかそうとする応募者が多いためで、調査に引っ掛かればもちろん内定は遠のきます」(同)

そのほか、前職での評判や転職歴、学歴や前科など、企業からの求めに応じて調査内容は多岐にわたる様子。

調査の対象となる人材は、採用のポストに関係なく、「企業が怪しいと思えば調べられるかも」と中谷さん。
あまり気分のいい話ではないが、経歴を偽ったりしなければもちろん問題はない。応募者としては正々堂々、熱意を伝えたいところだ。
http://news.livedoor.com/article/detail/8755145/


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