減る働き手、「移民」で労働力確保に政府は慎重
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140416-OYT1T50028.html
読売新聞 2014年04月16日 14時43分


 総務省が15日発表した日本の総人口は、生産年齢人口(15~64歳)が
8000万人を下回り、1980年代初頭の水準に落ち込むなど労働人口の急
速な減少に歯止めがかからない状況が明らかになった。

 政府は、労働力確保策として女性や外国人の活用を目指すが、慎重論もあり、
少子高齢化社会を支える対策を打ち出せるかどうかは不透明だ。

 労働人口の減少や労働力不足は、政府が進める成長戦略にも大きな足かせと
なりかねない。安倍首相は、今年1月24日の施政方針演説で、女性が活躍で
きる社会を「成長戦略の中核」と位置づけた。菅官房長官は15日の記者会見
で、「子育て支援策の充実や女性が活躍できる基盤整備の中で、女性の輝く社
会の構築が急務だ」と述べた。

 政府は、2020年までに企業や官公庁で女性幹部の割合を30%にする目
標を掲げ、経済界にも「上場企業は女性役員を少なくとも1人登用する」こと
を要請している。男性中心だった労働力を、女性の社会進出を促進することに
よって拡大する狙いがある。

>>2以降に続く)


マル暴刑事犯科帳 警察とヤクザの裏事情
マル暴刑事犯科帳 警察とヤクザの裏事情